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【リアルレポート動画】みんなで能登半島支援

Nutsでは、災害支援活動をしております。

今回の令和6年能登半島地震につきましても、各NPO支援団体と協力し、1月3日から現地入りをして炊き出しや物資の輸送などを行って参りました。

今後の支援活動においてボランティアメンバーも募集しております。現地へのボランティアや後方支援にご協力いただける方は以下をご覧ください。
能登半島地震の活動報告は随時更新していきます。
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能登半島地震支援活動の経緯
【※※支援第四弾も日程調整中です※※また、後方支援でできることも仲間と相談して計画中です。】
1.2024/01/01 ~能登半島支援 第一弾~
2.2024/01/03 ~七尾市から志賀町へ~
3.2024/01/05  ~内浦町で豚汁の炊き出し~
4.2024/01/06
5.2024/01/12 ~能登半島支援 第二弾~
6.2024/01/13 ~雪の日のツミレうどん~
7.2024/01/14 ~能登半島支援 第三弾~
8.2024/01/15
9.2024/01/16.17


1.2024/01/01 ~能登半島支援 第一弾~
年末年始はナッツベリーのスノーボードイベントで白馬へ行っており、1月1日、サークル仲間とスキー場から宿へ戻っている最中に地震が発生しました。
2日の夜に大阪に帰り、3日の朝から災害支援準備をして夕方には石川県の七尾市に到着しました。
災害支援の仲間と合流し、次の日は北上予定。
支援車 

2.2024/01/03 ~七尾市から志賀町へ~
エネオスさんから、軽油200リッターを受け取りました。
ありがとうございました。
その後、次の支援仲間「OPEN JAPAN」のとーるさんと合流するため、集合拠点となる能登町へ北上しました。
奥能登(震源)へ近づくにつれ被害が大きくなり、道路も酷い場所が多くなっていきました
支援灯油


3.2024/01/05  ~内浦町で豚汁の炊き出し~
内浦町の白丸公民館の避難所に炊き出しに行きました。
豚汁150名分です。

内浦町は海岸沿いにあり、津波の被害があった地区です。
炊き出しが終わった後は、「OPEN JAPAN」とーるさんから離れ、別の支援団体「TEAM JAPAN」のかごしまんに会いに、家屋の倒壊が酷かった珠洲市の役所へ。
こちらは、電気と電波が繋がるので、この辺りで車中泊をすることに。
途中、今から10日前に家族で旅行した、見附島を観に行きました。
地震の影響で島の形が変わってしまっており、被害の大きさを感じました。
明日は、朝かごしまんと会ってから、1人で孤立していそうな場所を調査しながら一旦関西に戻る予定です。
実際に現場に入った上で、さらに支援体制を整えて能登半島に戻って来ようと思います。
来週からは雪が降る予定です。道路が陥没している状態での積雪の車移動はかなり危険になると思います。
雪が降るまでに自衛隊が亀裂の隙間に土を埋める作業を終わらせてくれる事を願っています。
  

4.2024/01/06
珠洲市役所で出会った地元の女の子達と津波の被害で支援が遅れている施設を8ヶ所ほどまわって来ました。
私たちが行くのは一番僻地の狼煙エリアです。
明日からは雪が降り、積もると自衛隊の物資が更に届きにくくなるという事で、その地域に灯油やガソリンを配ることになりました。
避難所では食べ物や水は徐々に困らないようになって来たということですが、燃料系は自衛隊が運ぶことができない為、やはり灯油やガソリンが欲しいそうです。
能登辺りまで行くとガソリンスタンドも空いていますが、リッター制限などがあり、行くだけでガソリンを使うので、この辺りの地区の人はわざわざ行かないとおっしゃっていました。
なのでかなり喜ばれました。
私が持っていった寝袋27個も珠洲市役所では2個しか出ませんでしたが、こちらでは直ぐに無くなりました。
この僻地のエリアは道路が狭く、恐らく現地以外の人は見つけるのに苦労する場所です。
坂道もきつい上に道路もズタズタなので大雪が降るとまたまた孤立するので、脱出も考える必要があるとも話をしていました。

今回は運命的な出会いがあり、良き支援ができて良かったです。
今から、一番被害が大きい輪島に行って来ます。

 

5.2024/01/12 ~能登半島支援 第二弾~

 

再び珠洲市へ。
今回、スタッフのみやっちと石川県に向け出発しました。
11日に大阪で炊き出し用の材料を買い、
石川県に入ったのが夜中になったので徳光パーキングで車中泊。
早朝5時からオープンしているパーキングエリアから歩いてすぐの温泉「おつかりさま」に最後のお風呂に入りにいきました。
こちらは支援の帰りに入って行くのにおすすめだと思います。
道中、七尾市のスーパーは断水はしているものの普通にオープンしていました。
本日の目的は、被害の大きい珠洲市に向かうこと。
そして去年の年末に家族で一週間の能登半島旅行中に美味しい料理を提供して頂いた
「cafe minanto」のオーナーなおこさんに会いに行けたらいいなと思っていました。
その時頂いたクリスマス料理がとってもオシャレで美味しかったので、嫁がインスタでお礼のメッセージを送ったりしていました。
そしたら今回の地震が起こり、オーナーのなおこさんが被災されました。
彼女は現在cafe仲間の「Anarchy」の店主とともに地元の支援に取り組んでいます。
その彼女が本日16時まで滞在しているということなので、それまでに珠洲市に向かわないといけません。
なんとかギリギリ「Anarchy」に到着、なおこさんと出会えました。
そしてその時、偶然にも前回1月5日に津波被害に遭った地域に物資を運ぶ計画のミーティングをしている時に出会った、現地で被災しながらも頑張っている女の子、みやびちゃんがいました。

なんとも偶然な出来事でした。
今後一緒に能登を支援していきましょう♪ってことでチームを組むことにしました。
僕らは所詮は県外の人間なので、ゆくゆくは現地の人達が能登半島を支えていかなくてはいけません。
そんな現地で頑張っている彼女達と出会えたのは本当に良かったと思いました。

-+-+-≪災害支援活動レポート≫-+-+-


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6.2024/01/13 ~雪の日のツミレうどん~
本日珠洲市の長寿園(老人ホーム)で炊き出しを行いました。
110人の炊き出しです。
   
オープンジャパンのとーるさんが、宮城県の石巻市からのツミレ汁を出したいということなので、コラボしての炊き出しを行いました。
長寿園の館長さんとお話しましたが、物資は届いていますが、食材などまだ充分ではないとおっしゃっていました。
炊き出しはお年寄りばかりなので、うどんを4当分にカットして煮込み、ツミレ汁に入れてお出しすることにしました。
外は朝から雪が降っていてどんどん積もっています。
明日は津波被害のあった地域に炊き出しに行くことになるので道が酷いです。ちゃんとお届けできるか心配です。

 

7.2024/01/14 ~能登半島支援 第三弾~

《前日19:00~1:00◆野菜カット》
↓就寝
《9:00~10:30◆野菜カット》

《11:00◆珠洲市市役所を出発》

《12:00過ぎ◆小泊小学校到着~炊き出し準備》
珠洲市小泊町の小泊小学校にて炊き出しを行いました。ここは津波被害のあった地域です。
厨房を使わせて頂けたのと、昨晩と今朝に車の中で野菜をカッティングをしていたので、比較的スムーズに調理ができました。

《15:00◆炊き出し開始》
避難している方と近所の人方達合計100名分程の炊き出しでした。今回もメニューは豚汁うどんです。
こちらでは昼晩込みの食事になるようなので、15時からの提供になりました。


《16:00◆出発 第3長寿園へ》
材料が余りそうでしたので、TEAM JAPANのかごしまんに頼みもう一件炊き出しできる場所をアテンドして貰い、第3長寿園(老人ホーム)へ向かいました。
小泊小学校では厨房を借りていたので、長寿園の分も煮込ませてもらい、中身入りの寸胴を第3長寿園まで運びました。

 

 

 


《16:30◆長寿園到着~準備》

《17:00◆炊き出し開始》

《18:30◆炊き出し終了》

《19:00◆能登町を出発》
珠洲市を離れ、被害が大きかった輪島朝市付近に向かいます。

《23:00◆輪島到着》
5日に珠洲市から輪島に移動した時は渋滞が酷くて7時間くらい移動に掛かりましたが、今回は渋滞はなく4時間くらいでたどり着きました。
移動できる道は相変わらずで、大回りしないといけませんでした。
今夜も雪降る中の車中泊でしたが、今回の為に新調したマイナス35の寝袋は寒くなく快適でした。

この日は炊き出しメインの日になりました。‘‘あったかい美味しい〜”と喜んでいただきました。

 

8.2024/01/15

《8:30◆輪島市内→輪島市門前》
輪島での炊き出し場所の情報が来たのが朝7時半、同じ輪島でもなんとここから1時間も離れている門前町でした。

《11:30 門前 ケアホーム楓の家(老人ホーム)到着》
Googleマップで向かうと、途中木が倒れていて道を塞いでいたので、ノコギリでカットしながら前に進みましたが、その先が土砂崩れで先には進めませんでした。
結局、遠回りしないと道は進めなかったので、一旦輪島朝市付近まで戻り穴水経由で向かいました。
12時提供のお昼ご飯の炊き出しでしたが、13時になってしまい申し訳なかったです。

《13:00◆炊き出し開始》
73名の炊き込み味噌うどんの提供です。今回は、てんつくまん達と合流し、焼き芋とコラボして食事をお出ししました。

《15:00◆炊き出し 完了》

《輪島門前を出発》

《16:30◆羽咋市滝町到着》

てんつくマンは、東日本大震災の時に震災3日後に僕の運転するマイクロバスで一緒に現地入りした仲間です。
今は羽作市の彼らチームジャパンのベースで炊き出し地をアテンドしてくれた、かごしマンが帰って来るのを待っています。

輪島市内はの朝市場の所は特にひどく、爆弾が落ちたかの用な残酷な光景でした。

 

 

 

川も昨晩の大雨で酷く濁っており、山ではこの雨で土砂崩れなどがおこりうる感じでした。
海岸では地面が隆起しており、今まで海だった所から海水が引いて砂浜になりだいたい100m~200m海岸沿いは風景がガラリと変わっていた様子でした。

 

 

 

 

9.2024/01/16.17
本日は輪島市 門前町の剱地公民館に炊き出しに行きます。
今回もチームJAPANのてんつくマンと一緒に焼き芋とNutsの豚汁のコラボで行います。
昨晩は車中泊ではなく、チームジャパンの羽咋市のベースに泊まらせて貰ったので快適でした。

こちらには全国から色んな方達が支援活動に来られています。最年長は74歳のケンケンさん、最年少は沖縄から来た小学生3人組が壺の焼き芋作りをマスターして被災地に届けています。
現地の警官のお姉さんが、こども達の活躍に感動して一緒に写真を撮っていました。
道中はホワイトアウトに近い雪が降り、真っ白のアイスバーンで、まわりの車もゆっくり走っていました。
ちょっとブレーキを踏んだだけで、ツーと車両が滑るので、とても危険な道路状況でした。

 

 

 

なんとか公民館に到着し、現地の責任者に炊き出しの提供方法を聞くと、公民館の調理場で調理をし、原子力防護施設という所に運ぶようです。
こちらには約100名の方々が避難しております。

11時半頃てんつくマン達が白米と焼き芋を作りに後からやって来ました。
寒い中こども達も焼き芋作りを頑張っています。

他の仲間達も被災地の為に頑張っています。
今回ナッツの能登半島支援第2弾は、代表とみやっちの2人で、珠洲市3ヶ所と輪島市2ヶ所、合計400食を提供する事が出来ました。
プロパンガスの燃料や食材を綺麗に使い終えたので、一旦大阪に戻ります。
大阪に帰宅後支援のステップアップを考えます。

僕らと一緒に支援をしたい人は是非ご連絡くださいね。
能登半島を元気にしていきましょう♪