南阿蘇村へ拠点を移し
本格的にボランティア活動を開始しました。

  • 08:00 ベースとなる可陽村「ロハス南阿蘇」出発
  • 08:15 チームにわかれボランティア活動開始
本日の活動内容は以下の3つに決まりました。
①崩壊したビニールハウスの整理
②南阿蘇村の一般家庭の屋内の整理、下に落下した瓦礫の撤去、廃棄処分となったゴミの整理
③事務局での作業
今回は①と②の場所が異なるため、メンバーの内二人は①、三人は②、
人は「よみがえり」チームの事務作業が追いついていないため、
そちらに回ってもらうようにチーム分けをしました。
また、今日は晴天だったこともあり、気温が上り、
みんな汗だくになりながら全力で南阿蘇村民の方々をサポートしてきました。
①ビニールシート整理チーム
ビニールハウス内に木材が散乱していたため、そちらを整理しました。
次に、破れたビニールハウスに10m×10mの二枚分のビニールシートを新たに被せ、
無事ビニールハウスを完成させました。
②瓦礫撤去チーム
イチゴ農家のお宅にお邪魔させていただき、ビニールシート内へパレット搬送、
家の下に落下した瓦礫の撤去、家の中の家具の撤去、
出荷できなくなったイチゴの廃棄、倉庫内の整理のお手伝いをさせていただきました。
この地震により、ごみ袋5袋分ものイチゴが廃棄となってしまい、
住民の方も非常にショックを受けられておりました。
また、倉庫についてはひどく散乱しており、本当に手がつけられない状況でした。
そんな中、まず倉庫内の物を全て外に出し、
古い肥料やタイヤなど廃棄物と必要なものとで仕分し、
少しずつ整理をしていきました。
今回の地震により、倒壊家屋に村の専門家が来て張り紙をしており、
赤紙は「危険」(建築物に立ち入らないこと)、
黄紙は「要注意」(立ち入りには十分注意すること)、
緑紙は「調査済み」(使用可能)の3つの分類がされています。
南阿蘇村はまだ全然追いついていない状況で、
張り紙がされていない家がほとんどでした。
そんな状況ですが、少しでも早く復興できるように
村民の方々のサポートをいたしました。
③事務局のでの作業チーム
「よみがえり」チームさんは、一般ボランティア、
テクニカルボランティアの受付名簿を紙ベースで行っており、
管理が煩雑となっていましたので、PCのエクセルに転記し、
一元管理を行えるようにし、「よみがえり」チームさんの
ボランティア活動を円滑に進められるようにサポートさせていただきました。
また、合わせてロハス南阿蘇内の整理も行い、
ボランティアの皆さまにも活動しやすいようにサポートさせていただきました。
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(ペンションの中のようす)

仲間が数ヶ所分れて作業している中、僕は、
ガテン系リーダーの井出さんに瓦礫の収集場所や町の被害状況を案内され、
最後にメルヘン村っというペンションがいくつか建っている
高台の場所に連れて来てもらいました。
ここは被害が大きく、崖から落ちかけて傾いている建物など
ほぼ全部のペンションが赤紙でした。

地震当初は入る道がなく、おばあさんやペンションに泊まっていたお客さんは、
ヘリコプター搬送されたみたいです。
現在は井出さんが道を作りあげて車が通れるようになりました。

そんな中ペンションのオーナーさんとお話させて頂きました。
オーナーさんは早く再建したいと仰っていて、
かなり前向きな意欲をもっていました。

オーナーさんと外で話していると、震度4強の余震が立て続けに2回ありました。
まわりのペンションがギシギシと音を立てながら
ゴムの様にぐにゃぐにゃ揺れていました。

オーナーさんのペンションの二階に小物を取りに行っていた
ガテン系リーダーの井出さんが、「やべーやべー」
と言って赤紙の貼られたお家から出てきました。
崖から落ちかけたペンションもさっきの余震で
更に傾いたように思いました
  • 17:15 ボランティア活動終了し、ベースへ戻る

本日の支援活動は以上になります。

引き続きサポートよろしくお願いします。

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